お向かいのおばあちゃんのところに、屋根の修理業者だという男性が訪ねてきて、
「近くの現場で工事をしているものですが、おたくのお屋根の漆喰が傷んでまして…」
と言い出して、見積書まで出してきたって言うんです。
点検商法には気を付けないとね!
屋根 点検 詐欺?
ある日突然、自宅の屋根が傷んでるなんて業者っぽい人に言われたらびっくりしますよね。
でも、お向かいのおばあちゃんは、息子さんに相談しないと返事はできないと言って、とりあえず帰ってもらったんですね。
そして、同じ町内会の町の電気屋さん(パナソニックのお店)がリフォームもやってるのを思い出して、相談してみたそうです。
そうしたら、電気屋さんのご主人がすぐに点検を手配してくれました。
結果、屋根は多少痛みはあるものの、修繕を急ぐ必要はないとのこと。
なんでも、屋根の漆喰が多少いたんでいたり、釘が出ているのが確認できた場合でも、雨漏りするケースは少ないそうです。
普通は、15年に一回程度必要になる塗装工事のときの簡易修繕で、十分間に合うみたいですよ。
消費生活センターによると…
突然、見ず知らずの業者が「点検に来た」というときは、点検商法の可能性が高いとのことです。
特に、「大雨が降ったら大変だから」「すぐに修繕しないと」と不安をあおったり、契約を急ぐ場合は要注意。
すぐに契約するのは避け、身近な人や専門の業者に相談しましょう。
また、もし契約してしまった場合でも、クーリング・オフできる場合があります。
突然訪問してきた業者と契約した場合、特定商取引法に基づき、契約書を渡された日から8日間はクーリング・オフ(契約の解除)が可能です。
クーリング・オフの期間を過ぎていても、一定の問題があれば契約を解除できる可能性がありますので、消費生活センターに相談しましょう。
消費者ホットライン(局番なし「188」)に電話すると、対応してくれますよ。
直接、住んでるところの消費生活センターに相談してもOKだよ!
▶消費生活センター等一覧
屋根 点検 詐欺 まとめ
見ず知らずの業者が、突然「点検に来た」というときは、点検商法の可能性が考えられます。
特に、「大雨が降ったら大変だから」「すぐに修繕しないと」と不安をあおったり、契約を急ぐ場合は要注意。
すぐに契約せず、身近な人や専門のお店に相談してみましょう。
また、本当に屋根の修繕工事が必要な場合も、何社かから見積もりをとって、比較検討するといいですね。
今回の話を聞いて、町内会のおつきあいってやっぱり大切だなって思いました。
実は、近所づきあいってちょっと面倒に感じるときもあったんですけど、大切にしないといけませんね。
無理に交流を深めることもないかもしれないけど、挨拶くらいはしたいよね!
挨拶って気持ちいいし、いざというときにも話しかけやすくなるよ!