近年は気候が不安定で、季節の移り変わりを予想するのがむつかしいですよね。
でも、梅雨って平均的にはいつからいつまでなのか気になったので、調べてみました。
梅雨いつからいつまで 平均 地方別
気象庁が公開している1951年~2022年の平均値をまとめると次の表のようになります。
梅雨入り | 梅雨明け | |
東北北部 | 6月15日ごろ | 7月28日ごろ |
東北南部 | 6月12日ごろ | 7月24日ごろ |
北陸 | 6月11日ごろ | 7月23日ごろ |
関東甲信 | 6月7日ごろ | 7月19日ごろ |
東海 | 6月6日ごろ | 7月19日ごろ |
近畿 | 6月6日ごろ | 7月19日ごろ |
中国 | 6月6日ごろ | 7月19日ごろ |
四国 | 6月5日ごろ | 7月17日ごろ |
九州北部 | 6月4日ごろ | 7月19日ごろ |
九州南部 | 5月30日ごろ | 7月15日ごろ |
奄美 | 5月12日ごろ | 6月29日ごろ |
沖縄 | 5月10日ごろ | 6月21日ごろ |
気象学的には、北海道と小笠原諸島には梅雨はないとされています。
梅雨は、梅雨前線が原因となって起こる長雨のことですよね。
梅雨前線は北上していきます。
そして、北海道付近ではもう弱くなっていることが多いのだとか。
力を失った梅雨前線は、長雨を降らせることができないため、北海道には梅雨がないとされているんですね。
でも、北海道では6月ごろに雨の日が多くなる「蝦夷梅雨(えぞつゆ)」と呼ばれる時期があります。
蝦夷梅雨は、オホーツク海から冷たく湿った空気が流れ込んでくるために起こるもので、期間としては2週間程度なのだとか。
また、2022年の6月は梅雨前線が活発なまま北海道にとどいたため、記録的な大雨になりました。
梅雨いつからいつまで 平均 まとめ
私は「梅雨は6月」みたいな印象を持っていました。
でも、地域によっても違いがあるし、期間も40日くらいあるんですね。
もちろん、年によって気候の変動があります。
梅雨がいつからいつまでになるのかは、最新の天気予報や、気象庁の発表に注目したいですね。