日焼け止めは、正しく使わないと本来の効果を発揮しきれません。
この記事では、日焼け止めの効果的な塗り方と、やってはいけないNGな使い方を紹介します。
日焼け止めの効果的な塗り方
日焼け止めを塗るときの一番の注意点は、塗れてないところをつくらないことです。
なので、
- 均一にまんべんなく塗る。
- 肌によくなじませる。
- かさね塗りをする。
というポイントに気をつけて塗りましょう。
顔の塗り方
顔や首は、指のはらで塗ります。
日焼け止めの量は、容器の説明書きを参考に、十分な量を使いましょう。
手のひらに日焼け止めの半量をとって、額・両ほほ・アゴ・鼻先の5か所に置き、1か所ずつ塗り広げます。
のばす指に日焼け止めがたくさんついてしまうと、そのぶん効果が薄れます。
中指と薬指の第1関節までを使って、往復させながら、じっかりなじませましょう。
塗り終わったら、残りの半量をつかって、もう一度おなじように塗り重ねてください。
目や口の周り、小鼻などの細かい部分にも、くまなく塗っておきましょう。
首やデコルテ、耳の裏なども、服装やヘアスタイルによっては、もれなく塗っておくといいですね。
体の塗り方
体に塗るときは、手のひらで塗ります。
容器の説明を参考に、適量を手のひらにとり、円を描くように塗り広げます。
むらなく仕上げるために、ボディも2度塗りするといいようです。
また、体に塗るときに表と裏に分けて塗り広げると、再度に塗れてないところができることがあります。
気を付けて、くまなく塗り広げておきたいですね。
日焼け止めのNGな使い方
アメリカ皮膚科学アカデミーで発表されている、日焼け止めのNGな使い方は次の通りです。
引用元:アメリカ皮膚科学アカデミー
- 十分な保湿をせずに日焼け止めを塗る。
- 少ない量しか塗らない。
- 外出の直前に塗る。
- 塗りなおしをしない。
- 期限が切れた日焼け止めを使用する。
1.保湿をせず、肌が乾燥した状態で日焼け止めを塗ると、肌荒れの原因になることがあります。
2.推奨されている量を使わないと、日焼け止めの効果は大きく下がってしまいます。
3.日焼け止めは効果を発揮するまでに約20分かかります。
そのため、日焼け止めを塗ってすぐに太陽の下にでてしまうと、日焼けしてしまう可能性が高いです。
塗るタイミングも重要ですね。
4.汗をかいて日焼け止めが流れてしまったときなどは、塗りなおさないと効果が得られません。
5.期限が切れた日焼け止めは、見た目や香りに変化がないようでも、変質している可能性があります。
肌トラブルの原因になる可能性があるので、使用しないようにしましょう。
日焼け止めの効果的な使い方 まとめ
日焼け止めは、塗れてないところをつくらないことが基本で、とても大事です。
かさね塗りすると、よくなじむので理想的ですね。
保湿ケアをして肌のコンディションを整えて、十分な量の日焼け止めを塗りましょう。
日焼け止めを塗るタイミングも重要です。
お出かけ直前ではなく、20分以上前に塗っておくといいですね。
期限が切れた日焼け止めは使わずに。
汗で流れてしまったときなどは、こまめに塗りなおしましょう。
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