2022年の10月に発売された、イオンのトップバリュ キャノーラ油ハーフを使ってみました。
油も値上がりが続いている中、いつもの半分の量で炒め物ができるのはうれしいですね。
トップバリュ キャノーラ油ハーフ とは?
トップバリュ キャノーラ油ハーフは、炒め物専用油です。
食材の内部へ油が浸透しにくいため、フライパンに油が残りやすいので、いつもの半分の油で炒め物が作れます。
また、食材のまわりには油が馴染みやすいのも特徴とのこと。
油の使用量が半分ですめば、購入頻度が下がって、節約につながりそうですね。
ただ、ひとつ気になったのは、「飽和脂肪酸」が7%含まれているということです。
アブラには、常温で固形の「脂」と、常温でも液体の「油」があります。
「脂」の主な成分は「飽和脂肪酸」で、動物性の脂が多いです。
また、「油」に多く含まれるのは「不飽和脂肪酸」で、植物や魚からとれる油が多いです。
一般的に、「脂」の方が太りやすいとされています。
そして、「飽和脂肪酸」は、とりすぎると血液中に悪玉コレステロールを滞らせ、動脈硬化の原因となるとも言われています。
それなら、「飽和脂肪酸」を控えて、「不飽和脂肪酸」に置き換えた方が健康に良さそうですよね。
参考:NHK健康チャンネル
キャノーラ油は、本来はキャノーラというアブラナを改良した品種が原材料です。
つまり、植物性の油ですよね。
でも、動物性の脂に多く含まれる「不飽和脂肪酸」がブレンドされているのはちょっと残念に感じました。
とはいえ、油の量自体が半分で済みます。
それに、その半分になった量の7%だけが飽和脂肪酸ということなら、あまり気にしなくてもいいかもしれませんね。
何はともあれ、新しいものは自分で一度試してみないと気が済まない私。笑
早速使ってみました。
トップバリュ キャノーラ油ハーフ 口コミ
ラベルの正面に「炒め物専用」と赤い文字で書かれている以外にも、上の写真のような注意書きがありました。
「乳化剤」というのは、混ざりにくい成分を均一に混ざりやすくする「界面活性剤(食品添加物)」とのことです。
「界面活性剤」は約2000種類もあるのですが、その中の安全性を優先して食品添加物として指定されたものが「乳化剤」として使用されているそうですよ。
参考:COLOR+DA
トロ茄子ステーキ
炒め物とは少し違いますが、油をよく吸う野菜代表「茄子」を焼いてみました。
たしかに、茄子がいつもより油を吸いませんでした。
半分くらいで十分美味しそうに焼けますね。
ちなみに、茄子は焼いたり炒めたりする前にレンジで軽く加熱しておいても、給油量を抑えることができますよ♪
太刀魚のパン粉焼き
「トップバリュ キャノーラ油ハーフは揚げ物には向かない」とテレビで言ってた気がしました。
でも、揚げ焼きくらいだったら大丈夫かな?と思いまして、太刀魚のパン粉焼きを焼いてみました。
仕上がりはサクッとして、悪くなかったです。
でも、衣がついていると、かなり油を吸うようでした。
↓ キッチンペーパーの上にしばらく置くと、かなりの油が出てきました。
アミや紙の上で休ませると、かなり油を落とすことができます。
また、食感もよく、脂っこさは感じませんでした。
でも、やっぱり「炒め物専用」とされているので、炒め物か焼き物に使うのがよさそうですね。
トップバリュ キャノーラ油ハーフ まとめ
いつもの半分の量で炒め物ができるという、トップバリュ キャノーラ油ハーフ。
確かに、焼いたり炒めたりするときには、油の使用量を大きく節約できそうです。
揚げ焼きも美味しくできましたが、パン粉などの衣がついていると、給油率が高くなってしまうみたいです。
従来の油と、まったく同じように使うのはむつかしそうですね。
でも、焼き物や炒め物をよく作るご家庭では、なかなか有意義なお買い物なのではないでしょうか。