梅雨の時期は雨が多く、気温や湿度が高いこともあり、体の不調を感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、梅雨の影響と考えられる不調の症状や原因、対策などについて紹介します。
梅雨 症状
梅雨の気候が原因と考えらえる不調の症状として、次のようなものがあります。
体の症状
- 体がだるい、重い
- 胃腸トラブル(吐き気、下痢、便秘、食欲不振)
- 肩こり
- 頭痛、関節痛、神経痛
- めまい
- 耳鳴り
- むくみ
- 睡眠不良(寝つきが悪い) など
心の症状
- やる気が出ない
- 集中力・注意力の低下
- 外出頻度の低下
(人に会うのが面倒に感じる) - 情緒不安定 など
梅雨 症状 原因
現れる症状の種類や、程度には個人差があります。
ですが、さまざまの症状は、気温差や気圧差の影響で、自律神経が乱れることが原因と考えられています。
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
この2つの神経がバランスよく働くことで、私たちは健やかに過ごすことができます。
だけど、梅雨の時期は雨で曇り空が多く、湿度が高くなりがちということもあり、自律神経のバランスも乱れやすいです。
そのため、不調も現れやすくなるんですね。
梅雨 対策 健康
生活のリズム
生活リズムが乱れると、体内時計の乱れのもつながります。
そして、体内時計の乱れは、自律神経のバランスがくずれる原因にもなります。
また、生活リズムの乱れは、睡眠不良の原因でもあります。
不調を感じるときこそ、規則正しい健康的な生活を心がけましょう。
適切な睡眠
梅雨の時期は、湿度が高く寝苦しい夜が続くこともあるでしょう。
でも、適切な睡眠がとれないと、免疫力にも悪い影響が及ぶかもしれません。
そうなると、症状が強くなり、しんどくて寝付けないといった悪循環に陥りがちです。
寝苦しい夜には、除湿器やクーラー、扇風機などを使って、環境を整えましょう。
適度な運動
運動をすると、体が温まります。
また、汗をかくことで、余分な水分を体外へ排出することができます。
適度な運動は、免疫力を高めるためにも有効です。
ジムやプールなど、屋内施設を利用するのもいいですね。
外出がおっくうでも、無料の動画サイトで、ヨガなどのエクササイズを見ながら、体を動かしてみるのはいかがでしょうか。
ビタミンC
ビタミンCは、免疫力を高める栄養素として知られています。
飲酒や喫煙、ストレスなどでも、ビタミンCはたくさん消費されると言われています。
新鮮なフルーツや野菜を積極的に食べることで、ビタミンCを摂るように心がけましょう。
ビタミンCを多く含む食品といえば、ピーマンやブロッコリー、キウイフルーツや苺などがありますね。
うがい、手洗い
梅雨時期は、雨水や湿気が原因で、細菌が繁殖しやすいです。
でうので、うがいや手洗いを徹底しましょう。
特に、
- 調理や食事の前の手洗い
- 外出先から帰ってきたときの手洗いやうがい
などは、忘れずに行いましょう。
湿度管理
梅雨時期は、室内の湿度が高くなりやすいため、適度な湿度管理をすることも大切です。
除湿器やエアコンの除湿機能で湿度を下げたりすることで、快適な室内環境を保つといいですね。
リラックスタイム
自律神経を整えるためには、リラックスすることが大切です。
- 好きな音楽を聞く
- 静かに読書をする
- のんびり散歩をする
- ゆっくりお風呂に入る
など、楽しみながらリラックスできる時間を作りましょう。
お風呂もシャワーで済ますより、湯船に浸かる方がリラックスしやすいですね。
参考:100年人生レシピ(https://special.nissay-mirai.jp/jinsei100y/)
梅雨 対策 健康 まとめ
梅雨の体調不良は一時的なものが多く、通常は梅雨が明けると回復します。
でも、いろいろな要因が重なると、長期化する可能性もあります。
症状が長引くときや、気になるときは、早めに医療機関を受診しましょう。
悩みはひとりで抱え込まないようにしてね!