2029年の開業を目指しているという、大阪にできるカジノ。
正直、よくわからないけど、なんとなく心配です。
この記事では、大阪に日本初のカジノが実現したときに考えられる、メリット・デメリットについて、簡単にわかりやすく紹介するよ!
大阪 カジノ デメリット
大阪のカジノは、人工島「夢洲(ゆめしま)」に建設されるIR(総合型リゾート施設)の一部として計画されています。
IRは、特定複合観光施設のことで、
- カジノ
- ホテル
- レストラン
- スポーツ施設
- 映画館
- プール
- ショッピングモール
- 国際会議場
などの商業・観光・娯楽施設などが集まった大型施設です。
そして、大阪にカジノができることによって懸念されるデメリットには、以下のようなものが考えられます。
キャンブル依存症の増加
ギャンブル依存症とは、競馬やパチンコなどの賭け事をやらずにはいられなくなってしまう症状ですね。
中には、生活費までギャンブルに使ってしまう人もいるようです。
カジノを含む施設が建設される。
↓
賭け事をする場所が増える。
↓
ギャンブル依存症の人が増える。
という予想ですね。
でも、カジノは誰でも簡単に遊べるわけじゃないみたいだよ!
だから「IRの建設=ギャンブル依存症増加」になるとは限らないかもしれないね。
治安の悪化
カジノって、なんだか危険な場所のようなイメージがありませんか?
実際にはちゃんと管理されて、安全に運営されるように整備すると言われています。
でも、IR施設ができることによって、人の動きが多くなれば、マナーの悪い人の数も多くなるかもしれません。
警察や、地域が協力して、治安を維持していく必要が出てくるかもしれませんね。
マネーロンダリング
マネーロンダリングとは、「資金洗浄」という意味です。
犯罪などによって得た資金(汚いお金)を、資金の出所がわからないようにするために行う行為。
架空の口座を利用して転々と送金を繰り返したり、大口寄付を行うなどの方法があります。
カジノでのマネーロンダリングは、
- 資金(汚いお金)を使って一旦ゲームに負け、資金を手放す。
- そのあとゲームに勝つことで、賞金(きれいなお金)として資金を取り戻す
という方法です。
日本のカジノがマネーロンダリングに使われる可能性もあると考えられています。
大阪 カジノ メリット
やはり、大阪にカジノができることで、大阪に住んでいる私たちがデメリットを受ける可能性はないとはいえないようです。
では、それでもIR施設を建設するべきメリットはあるのか考えてみましょう。
日本経済の活性化
大阪湾の人工島「夢洲」に建設されるIR施設は、海外からの観光客を集めて、日本経済を活性化することが目的です。
日本の方でも、カジノを海外旅行の目的に含めることがありますよね。
海外の方も、カジノを目的に旅行する人がいるでしょう。
そういった方たちは、「カジノが無い」という理由で、日本を旅行先から外してしまうのではないでしょうか。
大阪にカジノができることで、観光客の増加は確実に見込めそうですね。
もちろん、日本に住んでいる人も、夢洲のカジノを利用することができます。
今までカジノを目的に海外に旅行していた日本の方も、国内に目を向けてくれるなら、さらなる経済効果が期待できますね。
地域活性化
IR施設ができれば、駅や空港からの交通も整備されます。
大阪での事例が成功すれば、地方での建設も進められていくかもしれません。
人の流れが活性化すれば、地元で新しい商売を始める人も増え、地域活性化にもつながるのではないでしょうか。
雇用の大量増加
カジノを含むIR施設には、ホテルやショッピングモール・スポーツ施設など、さまざまな施設が集まります。
カジノのディーラーやスタッフばかりではなく、各施設での従業員も必要ですよね。
ですので、IR施設が開業するために、雇用が大量に増えることも見込めます。
大阪 カジノ メリット デメリット まとめ
大阪にカジノができると、確かにデメリットが発生する可能性があります。
でも、それらのデメリットは、起こらないように対策することができます。
また、経済効果や地域の活性化、雇用の増加など、確実なメリットが大きいのも事実です。
今までにない、超大型のIR施設になるとのことで、どうしても不安がぬぐいきれないかもしれません。
だけど、やみくもに反対するのではなく、ちゃんと知ることも大切ですね。
今後の動きにも注目しつつ、前向きな気持ちでとらえていきたいですね。
新しいものが登場すると、不安になっちゃうよね!
でも、時代は進んでいっちゃうから、僕たちも恐れずに進んでいこう!