まだ肌寒い3月頃から、日焼けの原因と言われる紫外線が、急激に強くなるそうです。
そこで、ここからの数日は、日焼けについて調べたことをまとめてみます。
まず、この記事では、日焼けのメカニズム、「日焼けはなぜ、どのようにして起こるのか?」について、わかりやすくまとめました。
日焼けのメカニズム
日焼けは、紫外線で受けるダメージから肌を守るために起こります。
日焼けの原因である紫外線を浴びると、肌の内部で大量のメラニンが作られます。
メラニンは人や動物の体内で生成される色素です。
肌も髪も、メラニンが多いほど黒くなります。
黒い色素で紫外線を吸収し、UVAが真皮へ侵入するのを防ごうとして、日焼けが起こるんですね。
メラニンは表皮の一番下にある基底層で生まれます。
肌は一定のサイクル(約28日)で生まれ変わるので、メラニンも肌細胞とともに押し上げられて、最終的にはアカになってはがれ落ちます。
そのため、普通の日焼けであれば、約1か月ほどで消えていくんですね。
でも、強すぎる紫外線を浴びたり、長時間にわたって紫外線を浴び続けると、メラニンの生成が活発になり、大量のメラニンが肌内部に生まれます。
メラニンが増えすぎると、肌のターンオーバーサイクルが乱れたり、遅れたりすることがあります。
そうして、メラニンがうまく排出されずに、肌の内部に留まるとシミの原因になるので要注意です。
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紫外線とは?
紫外線は太陽光に含まれ、冬の寒い日や曇りの日も、1年中、毎日私たちの肌に降りそそいでいます。
太陽光のうち5%が紫外線、45%が赤外線、残り半分は可視光線です。
可視光線はまぶしさ、赤外線はあたたかさを感じさせますが、紫外線には熱も光もありません。
そのため、浴びている実感がないまま、日焼けしてしまうことがあります。
紫外線の種類
紫外線は波長の長さによって、UVA(紫外線A波)、UVB(紫外線B波)、UVCA(紫外線C波)に区別されます。
UVCは波長が短いので、地上まではほとんど届かず、オゾン層に吸収されます。
地上に届く紫外線の約90%はUVAです。
UVAは波長が長いので、雲やガラス、衣服も通過します。
なので、室内にいても、天気が悪くても、UVAは身近に存在します。
また、UVAは皮膚の表皮も通過して真皮まで到達するため、シミやしわの原因になります。
UVBは波長が短く、エネルギーが強いのが特徴です。
波長が短いので、真皮まで入り込むことはありません。
ですが、皮膚の表面を傷つけて炎症をおこし、やけどや皮膚がんの原因となることがあります。
太陽光は明るく、生体リズムの調整なども促されるといったメリットがたくさんあります。
しかしながら、紫外線からはしっかりと肌を守った方がよさそうですね。
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日焼け メカニズム まとめ
日焼けが起こるしくみや、紫外線の特徴についてまとめました。
真皮まで到達するUVA、こわいですね。
肌老化の60%以上が紫外線によるものとされています。
日ごろから、日焼け止めや遮光グッズを使って、しっかりと日焼け予防をしたいですね。
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