暑さが本格的になると、食欲が低下したり、だるさを感じることってありますよね。
夏バテの症状は、生活環境や食生活などが関係すると言われています。
この記事では、夏に増えがちな体調不良(夏バテ)の原因や対策となる食事のポイントについて紹介するよ!
夏バテ 原因
夏の体調不良、夏バテの原因の代表的なものをいくつか紹介します。
- 冷房の効いた室内と、外の気温との温度差
- 気圧の変化
- 高温多湿な夏の気候
- 暑さによる睡眠不足
- 汗をたくさんかくための水分不足
- 冷たいものを飲食することで胃腸が疲れる
などの食習慣や生活環境による影響で、
- 体や心がだるい
- 疲れやすい
- 食欲の低下
といった体調不良があらわれるとされています。
気温が高いと、どうしても冷たいものが食べたくなることもありますよね。
暑~いときに、冷たいものでクールダウンするのもいいよね!
でも、冷たいものの摂り過ぎは、夏でも気をつけたいね!
▼水分補給は塩分やミネラルも一緒にとれると理想的です
夏バテ 対策 工夫
夏バテ対策としては、温度調節や適切な運動など、いろいろな対策ができます。
でも、今回は、飲食についてのポイントを紹介しますね。
温かい飲食
冷たい食べ物や飲み物は、胃腸を弱らせる原因になります。
夏でも、温かいものを食べるようにしましょう。
汁物は体が温まりやすいです。
お味噌汁などは、汁に溶け込んだ栄養も全部食べられるのでいいですね。
豚汁にすれば、疲労回復に効くビタミンB1も摂ることができます。
また、あさりやしじみなどの貝汁も、肝機能を高めるタウリンが豊富なのでおすすめですよ。
夏野菜
夏に限らず、旬のものはその季節に必要な栄養が豊富に含まれていることが多いですよね。
1年じゅう手に入るものでも、旬の時期は美味しく、安く手に入りやすいです。
夏なら、キュウリ・トマト・スイカなど。
夏が旬の食べ物は、汗をかくことで失われがちなカリウムや水分を豊富に含んでいます。
また、抗ストレスビタミンであるビタミンCも摂れます。
暑さなどでストレスを感じるときには、旬の夏野菜をとるとよさそうですね。
水分補給
汗をたくさんかく時期には、水分補給が大切です。
喉が渇く前に水分補給ができると良いですね。
↓ 水分補給についてのくわしい記事はこちら
▼すばやく水分やミネラルを補給できる経口補水液はこちら
夏バテ対策 食材 料理
暑い時期に限らず、バランスのよい食事を心がけたいですね。
ここでは、夏バテ対策として、特に取り入れたい栄養素と、それらを多く含む食品、吸収効率があがる食べかたなどを紹介します。
ビタミンB1
ビタミンB1は、疲労回復に効果的なビタミンです。
ニンニクやネギに含まれるアリシンと一緒にとると、吸収効率があがります。
ビタミンB1は、豚肉・うなぎ・大豆製品 などに多く含まれます。
豚肉を炒めるときにガーリックバターなどを取り入れたり、冷ややっこや納豆の薬味にネギをつかうといいですね。
ビタミンC
ビタミンCは、ストレスと感じると消費されるビタミンです。
気温や湿度などでストレスを感じやすい夏場には、積極的に摂りたい栄養素のひとつです。
ビタミンAや、ビタミンEと一緒にとると吸収効率があがると言われています。
ビタミンCは、ゴーヤ・トマト・キウイ・柑橘類(オレンジなど)に多く含まれています。
ビタミンAはレバーや人参・ほうれん草、ビタミンEはかぼちゃやツナ缶・鶏ももにくなどに含まれています。
トマトやゴーヤとツナを炒めたり、鶏もも肉のソテーなどにレモンを絞るなども美味しそうです。
ミネラル
汗をたくさんかくと、水分と一緒にナトリウムやカリウムなどのミネラルも出ていってしまいます。
ナトリウムは塩分です。
そして、カリウムは、野菜や果物・海藻類に含まれています。
ミネラルが豊富な食品としては、ほうれん草・モロヘイヤ・のり・バナナなどがあげられます。
朝食にバナナを取り入れたり、ほうれん草などの作り置きをつくるのもいいですね。
のりの佃煮は、ごはんにかけるだけでも食が進みますが、納豆やひややっこに合わせても美味しいですよ。
▼のりの佃煮といえば、これですね!笑
夏バテ対策 食材 料理 まとめ
夏の暑い時期は、外でマスクを着用することも、体調不良の原因になることがあるみたいです。
人ごみの中など、マスクを着用したい場面もあるかもしれません。
でも、マスクを外しても問題ないシーンでは、無理に着用しないほうがいいかもしれませんね。
暑さが厳しい時期は無理をせず、体を休めるようにしましょう。
また、食事からシッカリ栄養をとることも大切ですね。
電気代が気になるけど、適度にクーラーも使ってね!
暑さで体調をくずして、治療費がかかっちゃったらシンドイ損だよ!
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参考:厚生労働省 日本人の食事摂取基準2020年版(https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf)