成人の体の約6割は水分だと言われていますよね。
一般的に、人の体は安静にしていても、(食材に含まれる水分なども含めて)1200mlの水分は必要とされています。
この記事では、水分補給の適切な量やタイミング、どんな飲み物がいいのかなどについて紹介するよ!
夏バテ 水分補給 量
1日に必要な水分量は、一般的には2L程度とされています。
体から出て行く水分は、排泄で約1400ml、汗と呼気で約900mlの合計2300mlと言われています。
失われる水分を補給するには、1日2Lの水分は必要ということになりますね。
でも、その2Lのすべては「飲む水分」ではありません。
食事にも、水分はたくさん含まれています。
とくに、野菜や果物は水分が多いので、水分補給に適しています。
お米も、「ごはん」になると、約4倍の水分を含みます。
また、スープや味噌汁でも、多くの水分を摂取できますね。
一般的には、1日の食事で約1Lの水分が得られるとされています。
▼水分補給は塩分やカリウムと一緒だと効果的です
夏バテ 水分補給 タイミング
水分補給として、習慣化したいのは、「起床時・入浴の前後・寝る前」とされています。
とくに、起床時は寝ている間の発汗などで、体は水分不足になりがちです。
コップ1杯(約200cc)の水分をとるようにしましょう。
できれば、常温か少しあたたかいくらいの温度の方が、胃腸に負担がかからないのでよさそうです。
また、日中は、のどが渇く前にこまめに水分を摂るようにしましょう。
1回にたくさん飲むより、こまめに摂るほうが理想的です。
気温が高いときや、運動量が多いときには多めに摂るなど、状況や体調に応じて水分を補給しましょう。
寝る前に水分を摂りすぎると、夜中にトイレで目が覚めてしまうこともあるかもしれません。
でも、逆に喉が渇いて目が覚める可能性もありますよね。
あんまりむつかしく考えずに、自分の体調と相談しながら、上手に水分を補給するように気をつけてみよう!
▼夏バテ予防には体温調節も大切ですね
夏バテ 水分補給 飲み物
スポーツドリンクやココナッツウォーターには、電解質(カリウムなど)が含まれているため、夏の水分補給に適しています。
より効率よく水分や電解質を吸収するには、経口補水液が有効ですね。
もちろん、水をこまめにとるのも良いです。
水道水を飲むなら、一度沸かして覚ました「湯冷まし」にすると有害物質が抑えられます。
また、ミネラルウォーターや浄水器を購入するのもいいかもしれません。
私は ↓ ブリタのリクエリを使っています。
カートリッジ代がランニングコストとして必要ですが、お水の味や口当たりが変わります。
リクエリは省スペースタイプで、冷蔵庫にもおさまりが良いので助かりますよ。
また、薄めのお味噌汁や低カロリーのスープなども、塩分も摂りながら水分を補給できるのでおすすめです。
食材にキュウリ・トマト・ナスなどの水分を多くふくむ旬の野菜を取り入れるのもいいですね。
夏バテ 水分補給 量 まとめ
こまめな水分補給は大切です。
でも、やみくもに「飲めばいい」というわけではありません。
お水も過剰摂取を続けると、「水中毒」と呼ばれる不調が現れることもあります。
成人が一日に必要な水分量は2~2.5L。
約1Lを食事からとれると仮定するなら、「飲む水分」は1~1.5Lです。
一度にたくさん飲むよりも、こまめな水分補給をこころがけましょう。
「飲む水分」は、1~1.5L。
でも、気温が高かったり、運動したりして、たくさん汗をかいたときなどは、もう少し多く飲んでも良いかもしれませんね。
水分補給だけじゃなく、食事や休息もシッカリとって、夏を乗り切ろうね!
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参考:e-ヘルスネット「水と健康の基本情報」
(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/index.html)