人の体に水分は欠かせないものですが、一度にたくさん撮りすぎると、水中毒になることもあるようですね。
この記事では、水中毒になる原因や水分摂取量、なってしまったときの症状や看護の方法について紹介するよ!
水中毒とは 量と原因
水中毒は、一度に多量の水分を摂取することによって、血液中のナトリウム濃度が低下するために起こります。
危険とされる水分量は、
- 1日に3リットル以上
- 短時間に1リットル以上
と言われています。
ただし、血液中のナトリウム濃度が保たれていれば、多少水分を摂りすぎても問題ありません。
具体的に言うと、血液中のナトリウム濃度を保つために、
- 適切な塩分を摂取
- 汗や排せつで余分な水分を体外へ排出
などができていれば、大丈夫です。
でも、汗をあまりかかないときや、普段から減塩している方の場合は、もともと塩分が不足がちです。
そのため、水分を多量にとると、水中毒を起こしやすくなるので注意しましょう。
水だけでなく、お茶やジュースなどもナトリウム(塩分)が含まれていないので、水中毒を起こす可能性があります。
脱水状態などで、早く水分を吸収したいときは、経口補水液が理想的だよ!
経口補水液も、こまめにゆっくり飲むようにしてね!
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水中毒とは 症状と看護
水中毒は、重度になると命が危険になる場合もあります。
具体的な症状の例は、
【軽度】
軽い疲労感
頭痛
嘔吐
錯乱
痙攣
昏睡状態
呼吸困難
【重度】
軽度の場合は、水分の摂取を控え、安静にして様子を見ましょう。
水分を控えるとともに、塩分を補給するのも有効です。
でも、急速な塩分補給は危険です。
梅干しや塩あめなどをゆっくり摂るなど、様子を見ながら、ゆっくり摂取しましょう。
重度の場合は、点滴治療でナトリウムを補充する必要があります。
必要があれば救急車を呼ぶなど、対処しましょう。
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水中毒とは 量 まとめ
成人が一日に摂取すべき水分量は、2~2.5L。
そのうち、1Lほどは食事から摂取できるため、「飲む水分」は、1~1.5Lと言われています。
↓ 水分補給の量に関する記事はこちら
でも、すごく汗をかいたときなど、多めに水分をとる必要があるシーンもありますよね。
だけど、短時間にたくさん飲むのではなく、こまめに少しずつ水分補給するようにしたいですね。
水中毒が心配な場合は、1日の飲食を記録して確認してみるといいかもしれませんね。
どうしても水分を摂り過ぎちゃうようなら、内科に相談するといいよ!
塩分の摂りすぎにも気をつけようね!
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参考:こくみん共済 あんしんのタネ(https://www.zenrosai.coop/anshin.html)