いまやダイエットの定番とも言えそうな、糖質制限(炭水化物)ダイエット。
食事でとる糖を減らすことで、大きなダイエット効果があると評判ですね。
この記事では、糖はどこまで減らしていいのか、食べてはいけないものは何かについてまとめます。
糖質制限とは
糖質は、炭水化物量から食物繊維量を引いた数値です。
食物繊維の表示がないばあいは、糖質 = 炭水化物 となります。
糖質制限ダイエットでは、
糖質制限ダイエットは、1日の摂取量を70〜130gほどに抑え、たんぱく質や脂質をしっかりとるダイエット法です。
たんぱく質は筋肉や臓器・皮膚などの原料、脂質は細胞膜やホルモンの原料になります。
でも、糖質は新陳代謝の原料には使われず、純粋にエネルギー源としてのみの働きを担っています。
消費しきれなったエネルギー(糖質)は、脂肪となって蓄えられます。
そんな糖質を控えることは、確かにダイエットに効果がありそうですね。
糖質はいろいろな食材に多少は含まれますから、完全にシャットアウトするのは不可能です。
また、糖質量を最大限に抑えるとしても70gまでにしましょう。
糖質が極端に付属した状態が長く続くと、イライラをはじめとるすつらい症状が現れやすくなります。
↓ 糖質制限をやり過ぎたときの症状や、必要な糖質量の計算についてはこちらの記事でくわしく解説しています。
ゆるめに制限するなら130g以下を目標にするとよさそうですね。
ちなみに、日本人の1日あたりの炭水化物の目標摂取量は250g~325gと言われています。
食べはいけないもの
絶対に食べてはいけないものというわけではありませんが、糖質を多く含む食材は避けるといいですね。
糖質が多い食品で代表的なものには、次のようなものがあります。
- 主食
ご飯、パン、麺類、粉もの など - 野菜、果物
野菜でも、イモ類は糖質が高めなものが多いです
果物は果糖が多く含まれるので、食べ過ぎないように気を付けましょう - 調味料
砂糖、蜂蜜、片栗粉、小麦粉、みりん、ソース、ケチャップ、チリソース など - 飲み物
糖類を多く含むジュース、炭酸飲料、清涼飲料水、ココア など
果汁が多いものも果糖が多く含まれますので注意が必要です - お菓子
お菓子は全般に糖質が高いです
和菓子は洋菓子にくらべ脂質が低いものがおおいのでヘルシーなイメージがありますが、糖質は高めです - 肉・魚の加工品
食材としての肉や魚は積極的にとりたいところですが、加工品(ハム、ソーセージ、かまぼこ、ちくわ など)になると、糖質が多く含まれるものが多いです
お酒は控えるといいかもしれませんが、飲むのであれば蒸留酒が低糖質です。
焼酎、ウイスキー、ウォッカ、テキーラ、ラム、ジンなどは、糖質ゼロですよ。
逆にビールや発泡酒、日本酒、梅酒、紹興酒などは糖質が多めです。
糖質制限 食べてはいけないもの まとめ
糖質を制限するなら、1日の摂取量は 70〜130g くらいが目安です。
糖質の少ない食材をうまく取り入れて、上手に糖質を管理したいですね。
糖質制限では、主食を抜くのが簡単で効果的なイメージがありますよね。
でも、コーヒーに入れるお砂糖や間食のお菓子を半分にするなど、いろいろな工夫ができます。
うまくバランスをとりながら、健康的に取り組みましょう。