トランス脂肪酸とは何なのか、うまく説明できなかったので、いろいろ調べてみました。
でも、化学記号みたいな説明ばかりでよくわからかったので、簡単にわかりやすくまとめてみました。
この記事では、トランス脂肪酸が何に多く含まれて、どんな悪い影響があるのかも紹介するよ!
トランス脂肪酸とは 簡単にわかりやすく
アメリカでは「食べるプラスチック」と呼ばるという「トランス脂肪酸」。
めっちゃコワイですよね。
だから調べてみたら、なにやら元素の結合の仕方が違うとかなんとか…。
元素は目に見えないので、模式図などではなく、もっと簡単にわかりやすくまとめてみたいと思います。
油脂には、「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」があります。
そして、「不飽和脂肪酸」には、「シス型」と「トランス型」があります。
自然界に存在する「不飽和脂肪酸」の多くは「シス型」で、体に良いとされています。
オリーブオイルをはじめとする良質な植物油も「不飽和脂肪酸」ですものね。
それにたいして、「トランス型」の「トランス脂肪酸は」、液体状の油脂を固体化するなどの工程を経るときに発生します。
熱や圧をかけることによって、元素のつながり方が変化してしまうんですね。
また、形状を変えることのない、油脂を精製する過程を経たものでも、微量は含まれてしまうといいます。
そして、天然の世界では、牛や羊などの反芻動物の胃で発生することが知られています。
そのため、その肉や乳、及びそれらの加工製品にも含まれています。
精製されや油脂や、お肉や製品などにも、少しは含まれているようですね。
でも、脂肪(油脂)を摂りすぎなければ大丈夫みたいだよ!
トランス脂肪酸とは 食品
トランス脂肪酸は、次のような食品に多く含まれているようです。
- マーガリン
- フライドポテト、フライドチキン
- インスタント麺(フライ麺)
- 菓子パン
- スナック菓子
- カレールー
- コーヒー用のミルク
- アイスクリーム
完全にシャットアウトするのは不可能ですね。汗
あまり気にしすぎてストレスを貯めちゃダメだよ!
でも、食べ過ぎには注意しようね!
トランス脂肪酸とは 悪い影響
トランス脂肪酸は、体内で代謝されにくい構造になっています。
そのため、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を増加させてしまいます。
しかも、善玉コレステロール(HDLコレステロール)は減少させてしまうんです。
だから、摂りすぎると、健康に悪い影響が出てしまいます。
具体的には、
- 循環器系の疾患(心臓病など)
- 免疫力の低下
- 花粉症
- アトピー性皮膚炎
など。
トランス脂肪酸を全くとらないようにすることは不可能かもしれません。
でも、決して過剰摂取にならないように、日々、気を付けていきたいですね。
トランス脂肪酸とは 簡単にわかりやすく まとめ
マーガリンはバターより価格が安く、冷蔵庫から出してすぐやわらかくなりやすく塗りやすいから魅力的ですよね。
でも、「マーガリンをバターに変えればOK」というわけではありません。
脂質を摂りすぎないようにすることが大切です。
また、食品会社では、トランス脂肪酸を減らす取り組みをしているところも多いです。
企業によっては、製品のトランス脂肪酸量をホームページで公開しているので、気になるときには探してみるのもいいかもしれませんね。
なるべくトランス脂肪酸を多く含む食品をさけ、良質の油を摂るようにしたいですね。
人の体は食べたものでできているんだもんね!
毎日ちょっとずつ、食生活を良くしていこう!
参考:ハウス食品 お問い合わせ窓口(https://housefoods.jp/inquiry/index.html)